おとこのすなるにき

コンサドーレ好きな男の日常

キックオフパーティー2018

f:id:uejimadried:20180115211831j:plain先日は、最近すっかりコンサ狂と化した小3の甥っ子(以下:甥)とキックオフパーティーへ参加してきました。

現地集合の前田はんと合流すべく、開場の10分前にはきたえーるに到着しましたが、すでに長蛇の列。席を確保できるか不安になった甥はしきりに、


「前田はんはどのへんに並んでいるのか?」
「前田はんに3人分の席を取ってもらえないか?」
「前田はんはもう会場入りしたのか?」


と、面識のない前田はんを頼りきっていました。

その期待に応えるかのように、白老の豊かな大地が育んだ北海道有数の優男前田(岡田)は、アリーナの良席をゲット。その情報をLINEで確認し、安堵に包まれ前田はんと合流した僕たち。
けれども、「前田はん」とあれだけ連呼していた甥でしたが、


モスキート音かと思うくらい小さい声で挨拶してすぐ着席していました。


そのシャイボーイさに自分の幼少期を重ね見たことです。

パーティー自体は4500人以上入る大盛況。
ミシャ曰く、浦和のそれよりも多いとのこと。
着実にクラブの規模が大きくなっていることを感じました。
トークショーはミシャ、野々村社長、新加入選手中心でしたが、ミシャは噂に違わぬ人柄の良さが出ていて、多くの選手に慕われている所以がわかる気がしました。
何より、ミシャの元でサッカーができるという選手のワクワク感がひしひしと伝わってきて、自ずと期待が高まりました。

そのミシャのトーク内容ですが、ネットニュースなどで既に報じられているので、軽やかに

割愛


します。


ですので、個人的に抱いた印象を一つ。

愛媛から完全移籍の、


白井康介選手(#19)のコテコテの関西感がすごい。


出身は愛知ですが、大阪桐蔭高校だったということもあって、関西のアイデンティティが染み込んでいるのだと感じました。
インタビュアーの質問に対して、たとえ60点だったとしても怯まずにボケにいく姿勢は目を見張るものがありました。
変にこねくり回さず、ひねり過ぎず、明確に「ボケている」という形を示して、まずは自分のリズムを強引にでも作っていくというところに、道産子にはない力強さを感じました。
それに対してヒヤヒヤしたのが、コンサドーレが誇るムードメーカー、荒野拓馬選手の白井選手とのやりとりです。

私も関西に長く住んでいたので感じることですが、このようなコテコテのボケの形を打ち出してくる関西人と道産子のお笑い担当の相性は、すこぶる良くないということです。その要因はメンタリティの部分の違いにあるように思います。
関西人の笑いへの姿勢は例えるならばストライカー。10本のシュートを外しても、1本ゴールを決めればそれでヒーローになれる。対する道産子のスタンスはセンターバックといったところでしょう。ただ一度のミスも許されないというストイックな意識は時に自分自身を縛り能力を発揮できないこともあるのです。
威力はないけれども物怖じせず着実にボケのショートパスを繰り出す白井選手に対して、荒野選手が萎縮して、何とか一本決定的なシュートを決めなければならないと焦っているのではないかと心配していました。ここには、もともとすべってなんぼの荒野選手が、面白いことを言わなければならない、という巧妙なトリックがあるように感じました。
そのプレッシャーからか、絶好のフリにボケることを放棄した場面もあったのですが、そこは一緒に登壇していた「ヤクザおじさん」もとい「お父さん」こと、河合竜二選手が、見事に全体を統率してくれたことで、荒野選手も最後は存分にしゃがれ声を響かせていて一安心しました。こんなところにもオールコンサドーレの力を感じるのでした。

とはいえ荒野選手と白井選手は同世代でタイプも異なる選手なので、上手いこと融合してくれればコンサのサッカーの幅も広がると思いました。

以下、新加入選手の印象

菅野選手→思ったより色黒
宮吉選手→男前
駒井選手→ちゃんとしてる
藤村選手→ボーとしてるけど物怖じしない
三好選手→U-20の大会のため不在

です。

一人2回までできる抽選は商品品切れでできず。残念。甥はもらったお小遣いを自分のものとすべく帰りのバスで色々策を練っていましたが、無料配布のクリアファイル1000円だった作戦はさすがに奇策すぎるかと。

それでは、次回、


大胆予想!!これが開幕フォーメーションだ!


でお会いしましょう。(※変更あり)
失礼します。f:id:uejimadried:20180115211451j:plain