おとこのすなるにき

北海道コンサドーレ札幌のちょうどいいサポーター

ドラえもん

今日はサッカーの話ではなく、

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

星野源の話をします

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

取り寄せたまま聴いていかなかった新譜

ドラえもん

を最近聴いているのですが、

その完成度の高さとプロ意識とセンスに興奮しています。

なので書きます。

 

まず、この曲はタイトル通り、

ドラえもん劇場版最新作、のび太の宝島

の主題歌として製作された楽曲です。

ドラえもんの主題歌といえば、最近では秦基博の、ひまわりの約束が記憶に新しいですが、その他にも名だたるアーティストが楽曲提供しています。

その数多の名曲に勝るとも劣らない、いや、むしろ歴代最高なのではないかと思うのです。

何にそんなに感激したのかというと、

 

ドラえもん

 

というタイトル。そして、サビで何度も繰り返されるキャッチ―な

 

どどどどどどどどどドラえもん

 

のフレーズです。

それの何がすごいんだと思うかもしれませんが、

歴代のアーティストの曲で、歌詞、さらにはタイトルにまでドラえもんの固有名詞を取り入れている作品はありません。(たぶん)

おそらく、今後もライブなどでこの楽曲を使用していくに当たって、ドラえもんという固有名詞が歌詞に入ってくると、どうしてもそのアーティストの世界観とマッチしないということも起こり得るため、ドラえもんの空気感を踏まえつつ、内容はどんな場面においても演奏できるような、汎用性の高い、より万人を対象とした歌詞になっているのではないでしょうか。ドラえもんだとどうしても子供の曲という印象が拭えないですもんね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

が、しかしです。

 

 

 

星野源ドラえもんを聴いていてだんだん思ってきたのが、

ドラえもんこそ、最高の汎用性であり、最強の普遍性なんではないかということです。

歌詞カードの星野源のコメントに、「ドラえもんはほぼ100%の日本人の記憶の中に生きています」と故・藤子不二雄先生に語りかけているように、もはやドラえもんは日本人の(もしかしたら世界の)生活に自然と溶け込んでいるものではないでしょうか。それは、結婚だの出産だの、卒業だの就職だの、人生の避けては通れない通過儀礼がいくつもあるように、ドラえもんは日本人が必ず触れる日常であり、心象風景ではないでしょうか。

1番の出だしが、「少し不思議な普段のお話」と切り出されるように、ドラえもんは私達にとって日常そのものなのです。けれども、「少し不思議な」とあるように、ドラえもんが実在しないことも誰もが承知していることであって、しかしそれもまた日常の一つでもあります。

そして、ドラえもんという単語を聞けば自ずと、夢、希望、未来、過去、挫折、友情、裏切り、学校、喧嘩、仲直り、どら焼き、などなど、ありとあらゆる情景が浮かんでくるだけでなく、そこには必ず聴く人一人一人の歴史も加味されているように思います。

ドラえもんをアニメのキャラクターという固有名詞として捉えるのではなく、自分もドラえもんに触れて生きて来た普通の日本人として、あたりまえに朝食に納豆を食べるようにして、ドラえもんという際立った猫型ロボットを、誰しもが体温の感じることの出来る、何の違和感もなく日常に溶け込ませた星野源、すごいと思いました。

なんか、自己表現とか、みんなに届く歌みたいなことをしてドラえもんを明言することを避けて来た他のアーティストが小粒にすら感じましたよ。

 

 

愛とか恋とか友情とか、そんなものは、

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ドラえもん

 

 

 

 

 

この一言で片付くんです。

 

 

 

それをドラえもんの世界観を感じさせつつ、ちゃんと楽曲昇華させてあるのもすごいですね。

イントロの独特なリフもドラえもんののどかな雰囲気が出ているし、そこからAメロに入ると疾走感が増すビートの変化なんかも良いなと感じました。音程がとりずらそうなリズムも癖になります。

歌詞もシンプルだけど、暗喩表現のようにも感じるし、子供も大人も歌えるように思います。

間奏はテレビ版の名曲、ぼくドラえもん(頭テカテカ~のやつ)をオマージュしてて、ドラえもん愛を感じます。

どどどどどどどどどドラえもんのフレーズはみんなで言いたくなりますね。

 

 

こんなことを思いつつ、僕も多分に漏れずドラえもんを見て育ってきたのだなぁと感じる最近でした。

 

 

 

アウェ~遠征に行きたいな~

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ふふふ、どこでもドア―

 

 

 

 

そんな声が聞こえる気がします。