ジビエ
第4節
1-3
伊藤翔(鹿)×2
レアンドロ(鹿)
アンデルソンロペス(札)
札幌ドームにて
完敗でした。
立ち上がりの10分くらいこそ、互いに主導権を奪い合う好ゲームを演じていましたが、不意なミスから和製アンリこと伊藤翔に鮮やかなループを決められ失点してからは、最後まで横綱相撲を展開され、ほぼなすすべなく終わりました。
個、組織、メンタリティすべてにおいて2ランクくらい上のチームだと再認識しました。
攻撃はチャナティップ、アンロペがかなり厳しく監視され、武蔵までボールいかず。
左サイドの菅は内田、レアンドロに子ども扱いされるようにして制圧され。
右のルーカスは守備の軽さから危機を招き。
荒野は頑張ってたけど、中盤で違いを作れず。
最終ラインも押し上げる事が出来ませんでした。
鹿島は三竿とか遠藤とかセルジーニョとかもベンチで、選手層がえぐかったです。
川崎も強いけど、アントラーズは本当したたかに強いって感じがします。
役満は上がらないけど、ずっと満願を繰り返し、親の時は軽く跳満ツモってくる印象です。
いつかこのチームを倒せたら気持ちいいだろうな。
今日のラジオで野々村社長が言ってたけど、
ルーカスが1点目を伊藤翔に決められた時の対応について、
スライディングでひっかけて奪おうとしたんだけど跳ね返りが伊藤に当たって、結局突破されたシーンは、セーフティに考えるならキーパーに返すのがベターだったんだけど、チーム全体が攻撃に軸足を置いてるから奪い取ってカウンターという意識が働いていたのだとか。
難しいですね。どこまでリスクを冒していくかとか、そのへんも手探りの時期なんでしょう。
ルーカスは2失点目も結構軽めに突っ込んでかわされてピンチを招いていたので、その変のバランスを考えるとリアルに右は早坂先生なのかなとかも思ったりします。
でもあの独特のドリブルはかなり魅力なので、今後の修正に期待。
もう一個は、1失点目か2失点目に繋がる場面で、進藤がカード覚悟のファウルで相手を止められたシーンがあったとか。でもそれを出来なかったのには、去年チーム唯一の全試合フル出場した進藤が、今季はすでにイエロー2枚貰ってて、どっかで今年も全部出たい欲があってその分対応が甘くなったのでは、と野々村氏。
個人的な心理がプレーに影響したりもするんですね。
面白いです。
ただ、もしアントラーズの選手なら、そこはカード出ようが退場になろうが勝負に徹すると苦言を呈していて、こういったメンタリティの部分でまだまだ鹿島とは差があるのだなと感じました。
それでも社長の言葉の端々に、本気でアントラーズを倒せるビッグクラブにしようという思いが伝わってきて、ワクワクしました。
一戦一戦課題を痛感しつつ、進歩していって欲しいですね。
採点
ソンユン 5.5 ビッグセーブ出ず
福森 5.5 起点になれず
宮澤 5.5 終盤は上がれず
進藤 5.0 守備に不安
深井 5.0 奪い切れない
荒野 5.5 冷静な捌き
菅 4.5 不用意なパスミス
ルーカス 5.0 守備の軽さ
チャナ 5.5 孤立無援
アンロペ 6.0 一矢報いる
武蔵 5.0 何もさせてもらえない
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石川 5.5 あのヘッド入ってれば
白井 5.5 積極性見せた
中野 ---
駒井不在が響いてきたかな。。
今日は武蔵の代表デビュー!