おとこのすなるにき

コンサドーレ好きな男の日常

ナスサック炎上

前田はんも書いていましたが、

もうかれこれ二十年以上サッカー好きで見ていますが、ほとんど見逃したことのない日本代表の試合の存在を完全に失念していました。

急速に興味が失われつつあります。

正確に言えば、日本代表への興味というよりも、

田嶋会長、森保監督の既得権益体制が本当に気持ち悪いなというところです。

 

 

さて、そんな中、元Jリーガー那須大亮YouTubeが炎上しています。

何故かというと、先日の日本代表対メキシコ代表の試合を振り返るという企画の冒頭で視聴者に対して苦言を呈したことが火種となっています。

その内容をざっくりまとめると、

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

素人どもが森保監督様の批判するんじゃねえ黙って見てろ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

というものでした。

何かカメラ目線で結構高圧的に上から目線で、「リテラシーをしっかり持て」だのなんだのって、嫌な感じでしたね。

那須さんが言うには、

日本代表はワールドカップベスト8目指していて、そのためには日本代表が100%の力を出しつつ強豪国の良さを消して初めて達成出来る、ということでした。

そのために今は、ベースを構築している段階であり、戦術の手札を増やすために3バックとか4バックとかやっていて、かつ新戦力も発掘している状態、(だから試合つまんなくても負けても文句言うな)とのことでした。

そして厳しめに言ってたのが、視聴者に対して、その試合だけ見て、ごちゃごちゃ批判するな、お前ら森保監督様の粗探すために見てるんだろ、といった過剰な森保擁護でちょっと引きました。その後の解説でも、微塵も采配などについての批判はなくとんでもない不健全さを感じました。

なんか端々に、俺はサッカー協会側の人間でお前らなんかより数倍サッカーをよく知ってるんだからな、ってのが感じられて気分悪かったですね。

けれども、僕含め森保監督批判している人は、上に書いた那須さんが言うことは重々承知した上で、この二年間くらい何も上積みを感じないから毎試合批判しているわけで、決してリテラシーが低いわけじゃないと思います。

というより今は簡単に世界中のサッカーが見られて、色んな解説者や選手の生の声も聞けて、格段に視聴者のリテラシ-が上がっていると思います。

それから、戦術を構築するっていうことは3バックとか4バックの話ではなくて、個人的には戦況に応じてリアルタイムで指揮官が指示することではないかと思います。その能力が圧倒的に森保監督には足りないなと感じているところです。

また、ワールドカップベスト8を目指すということについても、手がかかった2018年のベルギー戦の何を引き継いで何を糺すべきかという総括が一切サッカー協会から聞こえてこないところに現体制への不安と不満があり、ベスト8を目指すと言いつつも、それより優先されるべき何かがあるのではないかと勘ぐってしまします。

先日のメキシコ代表戦にしても、前半はそこそこ手応えがあったようですが、ああいった闇雲なプレッシングは90分持たないというのは、第二次岡田監督の時に実証積みであって、体力的にはもちろん対策されたら打つ手がないということもあって、アウェーのオランダ戦で善戦しながらも後半の最後に失速して敗戦という経験を得ています。

そして、2018年のベルギー戦でも、後半の途中までは完全に日本ペースでリードしながら、最後にまくられるという経験をしていますし、それは2006年のオーストラリア戦でも味わっています。なので、もちろん戦術の構築は大事ですが、そんなものは当たり前であって、それプラス90分を通してマネジメント出来る監督の力量こそ一番重要なのではないかと思っているわけです。

そして、もう2年も経つのにまだベースが出来ていないとか、ちょっと何言ってるかわかりません。

正直、今は選手の能力の高さで勝ったり引き分けたりしてるなと感じます。

とりあえず、那須さんはこれで協会側の軍門に降った人だと理解出来たので、登録解消しました。

炎上投稿の本題であるメキシコ代表戦の解説自体も、得意気に話してましたが、そんなことくらいはよくサッカー見ている人は分かってるよ、という内容でした。こちらのリテラシー、上がってますよ。戸田さんとかの分析力の高さと考察の深さを見習って欲しいですね。

なんというか、那須さんのYouTubeは大体が大物選手や旬の選手をゲストに呼んで視聴回数増やすという手法で、イメージとしてサッカーYouTuber界のカジサックといった感じなので、あんまりプレーについては語らないほうがいいのではないかと感じました。

視聴者舐めてると痛い目に遭いますよ。

負けたら選手の決定力のせいにする監督。

批判が来たら視聴者のリテラシーの低さだと憤る金魚の糞。

そんな構図が垣間見えた今回でした。

 

といった感じで胸くそ悪くなったのでだだーっと書きましたw


日本 vs メキシコ 「違いは決定力にあらず」

 

車運転しながら完全にメキシコ戦を脳内で再現し、選手の名前から局面のプレーについてまで事細かに分析して語る戸田さんまじかっけーっす。

そして、感情やメッセージを込めなくても、きちんと客観的に正確に事態を把握すれば自ずと批判にもなり課題も浮き彫りになるのだなーということを感じて感心させられました。

戸田最高。

 

では、失礼します。