今季初札幌ドームに行きました
今日はコロナ禍になって初めて、札幌ドームでの試合に参戦して来ました。
9月に厚別は行きましたが、ドームはまた趣が違いますね。
対戦相手は清水エスパルスでした。
ドームの清水戦といえば記憶に新しい、アンデルソンロペスの落下&4得点大爆発ですが、今朝占いもかねてFIFA21でシュミレーションしたところ、アンデルソンロペスのハットトリックでコンサドーレ勝利との予想が出ました。
けれどもスタメンには入っていなかったのでさすがにないか、と思ったら、荒野の負傷退場を受けて登場したアンデルソンロペスが前半だけでドッピエッタの大活躍。結果的にハットトリックは逃しましたが、ドーム✕清水エスパルスとの相性の良さをいかんなく発揮してくれました。
今回は優待チケットを使ったということでいつもとは違うメインスタンド後方からの観戦でした。
めちゃめちゃ観やすかったです。
ボールから遠いサイドの選手の位置取りやベンチ前の細かな動きまで見られて、さすがメインスタンドと呼称されるだけあるなという感じでした。
いつ以来のメインスタンドかというと、2002年日●ワールドカップの時に、高校生ながらダフ屋から購入し観戦したイタリア✕エクアドル以来でした。貴公子トッティのアシストや、重戦車ヴィエリが2得点したやつです。あの時も同じようなアングルから、ベンチ裏でアップするデルピエロを見て興奮したことを思い出しました。
ただ、今回は結構後ろの方だったので、メインスタンドのメイン席かと言われればそうではなく、グレード的にはバックスタンドやアウェー側に近い席と変わりません。
そうなるとどうなるかというと、客の質があまり良くありません。というより、ほとんどみなさんきちんとしているのですが、ちらほらと、お前誰だよ!と突っ込みたくなる監督気取りのおじさんが多数在籍するのが特徴です。
まぁもうだいぶそういう人にもなれたのですが、そういう人は何故そういう言動をするのかというと、
現実世界では誰からも評価されないという鬱屈した思いを、札幌ドームという非日常空間という公衆の面前で言動に移すことによって自分は特別な存在であるというささやかな自尊心を得たいという心から来ているものです。(断定)
なので基本的にはナイスプレーを褒めるということはなく、上から目線のいきった言動が多いのですが、なにぶん日頃からそのいきった言動をしているわけではなく、試合会場においてのみ発動される即席のいきりであるため、たまにバグを起こします。
今日も僕の斜め後ろの座席にいたおじさんが、ちょっといきった感じで選手を鼓舞していたところそのまま飲水タイムに入りました。けれども、そのいきりがちょっと尾を引いてしまい、
インスーかよ
と言っていました。初めて聞く用語だったので耳を疑いましたが、その後ちょっとモゴモゴし出したので、本人もちょっとこれは違うな、と感じたのではないでしょうか。その辺はご愛敬ということで。
また、ドーム全体の雰囲気に目を向ければ、声を出して応援出来ないドーム空間はなかなか特殊で、例えば相手選手がちょっと足をかけてコンサドーレの選手を倒してしまチャンスを潰された時などは、大きく声は出せないけどにわかに沸く声が妙に反響し合って連鎖し、その都度、
まるで弾劾裁判を受けているクロノのような感じになっていた光景には一抹の恐ろしさを感じ、相手選手は嫌だったろうなと思いました。
そんなこんなで、コロナ禍でのリーグ戦初観戦を楽しんで来ました。
本来なら久々に、しょーつ、前田はんと3人で観る予定だったのですが、コロナ第3波の影響で二人とも来られずに一人観戦となってしまいました。ほんと世知辛い世の中になってしましましたが、今しばらくの我慢ですね。
そんな中試合は5-1の快勝!
ロペスの2ゴール
ミンテのビューティフルゴール
ジェイのGAY弾
福森の圧巻直接FK
で、ちょっと盛りだくさんすぎる内容でした。
以前の負けがこんでる時のブログでも書きましたが、ラスト5試合は5連勝すると予想したので、このままいっちゃって欲しいです。
ただやっぱり素直に喜べないのは、荒野が怪我をしてしまったことです。
足首の骨折で今季絶望、開幕も微妙ということで本人はもちろんチームにとってもかなりの痛手となってしましました。
今年は荒野がチームのキーマンとなって躍動していたので本当に残念な気持ちでいっぱいです。
けれども、コンサには、駒井や深井といった半端じゃない怪我からカムバックして活躍する猛者がいるので、荒野も必ずや戻って来て、さらに一回り成長した新しい荒野、
すなわち新野になって帰って来てくれることを確信しています。
総じて本当にコンサは良いチームだなーと感じた一日でした。
今日はこの辺で失礼します。