2019年ルヴァン杯決勝を見て。
お久しぶりです。
ちょっと色々なことがあって、色々なことがありすぎて、心身共に疲弊し切っておりまして、更新をサボっておりました。
ポツポツと再開出来ればと思います。
さて、行って来ました!
2019年ルヴァン杯決勝!
結果はご存じの通り、3-3の引き分けの末、PK戦で破れました。
ジェットコースターのようなスリリングな展開に、試合終了後は悔しいと思うよりも放心状態でした。
内容は、
アカデミー出身の菅がリーグでことごとくふかしてたシュートをそれが伏線だったかのように、しかも右足で決めたゴールから始まり、
同じくアカデミー出身の深井が3度の膝靭帯断裂を乗り越え終了間際の同点ゴールを挙げ、
川崎から出場機会を求め札幌へ移籍した福森が、キャプテンマークを巻いて、狙い済ましたFKを沈めるなど、
試合展開だけではなくドラマ性も相まってまるで映画のような試合でした。
最高の景色、最高の舞台に連れて来てくれてありがとうと選手達に言いたいですね。
また、サポーターも素晴らしかった。
前日台風の影響で飛行機が遅延になったり欠航になったりで、断念した人や何とか本州にたどり着きギリギリで埼スタへやって来た人もたくさんいました。
かくいう私も名古屋経由で当日埼スタに何とか行けました。
新千歳空港では大勢のコンササポがいて、JALの職員さんもみんなユニフォーム姿で北海道を上げて応援しているのが伝わって来て高まりました。
そして当日、東京駅に着くとコンササポがチラホラ、さらに乗り換えの王子駅は福住駅かと思うくらい赤黒の人たちで溢れていて、川崎から直通の電車に赤黒の人達と水色の人達がすし詰めになって移動するという何とも不思議な空間でした。
そしてゴール裏にたどり着きましたが、これだけの人達があんな遠い北の大地から集結したことに鳥肌が立ちました。
延長前の、
何も恐れず~胸を張り戦え~オー札幌~オー札幌~
は本当にすごかった。
ほぼほぼサポーターの数は半々だったのでは?
ホームともアウェーとも違って5万人近いサポーター同士が半々になって応援合戦を繰り広げる光景がすごかったです。
絶対また来たい。
そして川崎フロンターレは素晴らしいチームでしたね。
やっぱり強い。ほとんどミスしないし、10人になったことを忘れるくらい上手かったし迫力があった。
今回は悔しかったけども、シルバーコレクターと揶揄されてきた川崎はこの悔しさを何倍も味わって来たんだろうなと思いました。
試合後、小林悠選手がその心境を思い出して温かいコメントをくれていましたね。
また、中村憲剛選手も、試合後ミシャに感謝を告げに行ったみたいで、お互いが引かずに攻めあったからこそ生まれたJリーグ史に残る好ゲームになったのだと思いました。
ラグビーの人気が最近すごいですが、今回の決勝しかり、やはり臆さずに常に攻め続けるという姿勢が人の心を揺さぶるのだと感じました。あんま詳しくないけど、そういえばラグビーってベタ引きで守りに徹するみたいなのってルール上出来なさそうだもんね。
ほんととんでもないゲームを見てしまったと思いました。
今回小5の甥っ子がエスコートキッズに選ばれて、荒野拓馬選手と手を繋がせて貰ったのですが、荒野選手、感動するくらい良いプレーをしてました。僕の中のMVPです。
最速降格、J2最下位、財政難での草刈り場、悔しい思いもたくさんしてきましたが、ずっとコンサ応援してきて良かったなーと思いました。
さらなる景色を見に、また応援していこうと思います!
FORZA!!SAPPORO!!