川崎フロンターレに勝ちました
2020年11月3日
明治安田生命J1リーグ
等々力競技場
川崎フロンターレ 0ー2 北海道コンサドーレ札幌
Jリーグ参戦以来、数十年間、辛酸を舐め尽くして来た相手に、初めて勝利しました!!
ほんと色々思うところがありますが、涙もちょちょ切れそうですが、
それよりも、驚きのほうが大きいです。
勝ち負けに関しては、去年のルヴァンなど惜しい試合もあったりして、まぁいつかチャンスは来るだろうと思っていましたが、
昨日の試合に関しては予想だにしていませんでした。
守備を固めてワンチャン決め切って勝ったとか、
打ち合いを制して勝ったとか、
そういうのではなくて、
川崎相手に完全に主導権を掌握しつつ、自分たちのスタイルで完封したという、
ちょっと信じられない勝ち方でした。
しかも今季の川崎フロンターレは、目下12連勝中、今季リーグ戦黒星1つのJリーグ史上最強チームとの呼び声も高いモンスターチームです。
それに加え、前日にチームのバンディエラである中村憲剛選手が今季限りでの引退を発表したというタイミングだったので、川崎の選手のモチベーションも相当高かったのではないかと思います。
この勝利は今季のベストゲーム、ひいてはコンサドーレの歴史を振り返る時、必ず語られるものとして刻まれることでしょう。
オールコートマンツーという無謀に思える挑戦を今季ずっと続けてきたミシャと選手たちに万雷の拍手を送りたいです。
ミシャ3年目ですが、最初はシステマチックに動いていたサッカーが、そこから産みの苦しみを経て、オートマチックさの上に選手の感覚が重なって来たように感じました。これは相手としては中々掴みにくいのではないかと、自画自賛しております。
昨日は本当に選手間の距離が素晴らしく、ゼロトップの三人が相手のバイタル付近でかなり効果的なプレッシャーをかけ続け、ビルドアップを封じていました。
そして何より素晴らしかったのが、コースを制限された相手が縦パスを出したところへのプレスが本当に強くて圧倒されました。川崎レベルの選手だとある程度のプレッシャーでも前向けてしまうので、本当に一人ひとり局面で戦ってたと思います。
宮澤、高嶺のセンターラインの選手が相手に前を向かせない出足の速さでディレイさせた瞬間に、サイドのルーカスや金子、場合によってはチャナ、アンロペ、駒井もボールホルダーを挟み込んでボール奪取するシーンは見てて爽快でした。
これでフロンターレに大島とかいたらまた違ったのかとも思いますが。
ホントその他にも、たくさん書きたいことあるのですが、書き切れないので、ほんと全部パーフェクトだったということで割愛します!
思い返すと川崎フロンターレ戦というのは、印象に残る試合ばかりでしたね。
現地観戦した昨年のルヴァン決勝の激闘は記憶に新しいです。
2012年史上最速降格が決まったのは等々力でした。
その年、ドームで川崎を迎えた守備に奮闘したものの逆転負けを喫しました。
その時にフロンターレのサポーターの質の高さに触れました。
8-0 6ー1という屈辱的な大敗もありました。
そんな歴史も相まって感動もひとしおです。
本当に最終回感がすごいですw
今の心情を表すと、
といった感じです。
別にこの二人はそんなに古参ではないですがw
一夜明けても余韻が冷めませんが、続く愛和学院に嘘のようにぼろ負けしないように、次も頑張りましょう!!
あと、中村憲剛選手が試合後ブログを更新していて、ひたすら悔しさと自戒の念を綴っていたのも、何か敵として認められているのだなと思って嬉しくなりました。変なおべんちゃらが無くて良かったです。
いずれコンサももっと強くなって、川崎にライバルと言ってもらえるようなチームになりたいですね。
以上!
コンサの選手!ミシャ監督!スタッフの皆様!サポーターの皆様!
おめでとうございました!!